夕張で開かれていた、夕張国際学生映画祭が
奇しくも夕張市の財政再建計画が可決された28日、
閉幕しました。
世界7カ国の学生による作品コンテストの最優秀賞に選ばれたのは、
イスラエルの「ハッピーニューイヤー」。
開催中は、学生や市民など300人以上が来場しました。
夕張活性化のアイデア発表会も同時に開かれ、
映画以外のすべてのジャンルの映像を集める「映像祭」構想、
「夕張ならではの特撮映画のヒーローを作る」などの提言に
賞が贈られました。
閉会後のステージでは、夕張太鼓保存会「竜花」の高校生以下12人のメンバーによるパフォーマンスが披露されました。
「夕張再生」を願う「夕張祈願太鼓」など、
「セイヤー」の掛け声とともに顔を紅潮させ、懸命に太鼓を叩く姿に、
聴衆は真剣に見入っていました。
夕張太鼓保存会は1970年に炭鉱員の間で結成されました。
荒々しい独特の奏法で、全国大会にも数多く出場しています。
「竜花」が練習場所としていた市民会館は休止に追い込まれています。
でも、メンバーは、
「練習場所が変わっても、みんなとの息は変わらない。
これからもがんばる」と明るく話しています。
こんな状況だからこそ、
人が集まるイベントはやめるべきではありません。
来年もぜひ、若いエネルギーを夕張に集結させてほしいと思います。
実行委員のみなさん、お疲れさまでした。

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