北広島市というのが北海道にあるのをご存知ですか。
その名のとおり、広島からの人たちが入植してできた町で、
札幌のベッドタウンとして発展してきました。
北海道といえばクラーク博士ですが、
博士がマサチューセッツ州から招かれて札幌に滞在したのはわずか8ヶ月。
その短期間に学生の信望を集め、あの名言を残して去ったのですね。
別れを惜しむ学生たちが博士を見送り、
さあ、ここまで、と最後に別れたのが北広島の地だったと伝えられています。
「少年よ、大志を抱け」
という名言の虚実は定かではないそうですが、
一応、北広島での別れ際に残した言葉、と聞いたことがあります。
道央自動車道を走っていると、
クラーク博士が遠くを指差している絵が北広島に入ったことを教えてくれますが、
それはこういう物語があるからなんです。
北広島は人口が増えて、1996年9月に市になりました。
これを記念して、
広島市の平和記念公園にある「平和の灯」から
分火されました。
市制10周年記念式典が開かれた昨年9月には、
市内の「平和の灯記念公園」で、
市民が平和の祈りをこめて、ハトの形をした風船を飛ばしました。
平和への祈りをこめた「灯」は、
市庁舎の入り口にあるランプに火種として展示されています。
「平和の灯」は分火も受け付けていて、
「平和の灯を守る市民の会」会長の多田さんは、
「分火を全道に広めたい」と話しているそうです。
北広島には友人も多く、私にとって思い出の多い地ですが、
こんな形で広島市と結びつきがあるとは知りませんでした。
イラクの泥沼化、アフリカにも戦火が飛び火している今、
心から平和を祈らずにはいられません。
平和の灯についてのお問い合わせは、
「平和の灯を守る市民の会」事務局(市民生活課)までどうぞ。
011−372−3311

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