時雨音羽さん、と言っても、
「あ〜、あの人ね!」
なんていう方はいないでしょう。
地元の人か、縁の人でもない限り。
だいたい、今の若い人たち、この歌さえ知らない人の方が多いんじゃないかな。
(って、私はもう若くない、ということが前提ですね、この文章は)
♪山はしろがね 朝日を浴びて
滑るスキーの 風切る速さ懐かしいではありませんか。
はい。
この歌の作曲者が 時雨音羽さん(1898-1980)です。
私も知らなかったのですが、北海道・利尻のご出身なんですね。
この曲は、1942年に作詞されました。
利尻島での思い出を歌っていることは、あまり知られていないそうです。
そりゃそうですよね、
関東の人ならば、
スキーといえば、長野とか新潟とかを連想するんじゃないでしょうか。
私も、その辺りの方が作った歌だと思ってました。
かつて利尻で消防長をなさっていた斎藤俊明さん(61)は、
1960年10月に時雨さんが詩碑の除幕式のために里帰りして、
地元の中学校で講演したとき、
「自宅のある新湊から約3キロ離れた沓形(くつがた)まで
母親とソリに乗って買い物に出かけ、
その道中で子ども達がソリ遊びなどをする情景をもとに
『スキー』を作った」
と話したのを覚えているそうです。
一方、時雨さんは、1966年1月に放送されたラジオ番組の中で、
「近所のかじ屋さんに作ってもらったスケート靴がよく滑り、
それが転じてスキーの歌ができた」
と語っていたとか。
いずれにしても、それくらい注目され、有名な歌だってことですね。
ちなみにこの文化庁の事業は
「親子で歌いつごう日本の歌百選」
といって、
公募の中から文化庁が選んだそうです。
って、知らなかった。
政府のこういう事業って、
もっともっと派手にやってもいいんじゃないかって
いつも思うんですけどね。
みんなが知ることができるように。
たまたま新聞の広告を見たとか、
たまたま役所に行ってポスター見たとか、
そういう人にしか知られないってのは、
どうかと思いますよ。
って、私も知ってたら、
ぜひぜひ応募したかった!
(ちなみに私が好きなのは、『雪景色』です。
さ〜ぎ〜り〜き〜ゆる、み〜なとえのぉ〜♪)
参加者にお金払う公聴会より、
どんどん宣伝して興味のある人を集める。
興味のある人たちは勝手に宣伝してくれる。
そういう時代なのに、残念ですよね。

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