東京ミッドタウンで美の競演

東京・六本木の防衛庁跡地が再開発され、
「東京ミッドタウン」という複合施設が30日に開業します。

ここで常設展示される芸術作品に、
北海道ゆかりの美術家4人の作品も選ばれました。

特に、安田侃(かん)さんの彫刻は全体のメイン作品です。

エントランスプラザに置かれる
「妙夢(みょうむ)」(ブロンズ)
と、
プラザ地下1階の
「意心帰(いしんき)」(白大理石)
の2作品。

「東京ミッドタウン」のアートディレクターを務めるのは、
学習院女子大教授の清水敏男教授。

「安田作品はいちばん重要な位置を占める。
特に『意心帰』は重さ18,5トン。各作品の中ではいちばん重く、
地下にありながら天窓からの自然光で見られるようにした」
と話しています。

東京に行ったら、ぜひ見に行きたいです。

安田侃さんは、美唄市出身。

今はイタリア在住で、国際的に活躍中の彫刻家です。


「東京ミッドタウン」には、
国内外の有力美術家14人の作品19点が、
広場や建物内などに展示されます。

安田さん以外の北海道関係出品者と作品は次のとおりです。

・彫刻家の五十嵐威暢(たけのぶ)さん〜滝川出身、神奈川県在住〜
 
  空間に書を書くようなイメージの彫刻「予感の海へ」など2点。

・版画家の百瀬寿さん〜札幌出身、岩手県在住〜、

  和紙を使って色彩のグラデーションの美を表現。

・ガラス彫刻家嶋崎誠さん〜埼玉県出身、釧路管内鶴居村在住〜。

  繊細なガラス彫刻で、建築と調和したアート環境を実現。


安田さん、五十嵐さんの芸術は世界的に知られ、
2人の作品が一緒に大規模施設の主要アートとなるのはこれで3カ所目。

五十嵐さんは、
「私は新しい日本美に挑戦した。
安田さんとは同じ空知出身で、歳も同じ。
不思議なめぐり合わせです」
と話しています。



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時雨音羽さんの「スキー」 文化庁「日本の歌百選」に

時雨音羽さん、と言っても、
「あ〜、あの人ね!」
なんていう方はいないでしょう。

地元の人か、縁の人でもない限り。

だいたい、今の若い人たち、この歌さえ知らない人の方が多いんじゃないかな。
(って、私はもう若くない、ということが前提ですね、この文章は)

♪山はしろがね 朝日を浴びて
 滑るスキーの 風切る速さ


懐かしいではありませんか。

はい。
この歌の作曲者が 時雨音羽さん(1898-1980)です。

私も知らなかったのですが、北海道・利尻のご出身なんですね。

この曲は、1942年に作詞されました。
利尻島での思い出を歌っていることは、あまり知られていないそうです。

そりゃそうですよね、
関東の人ならば、
スキーといえば、長野とか新潟とかを連想するんじゃないでしょうか。
私も、その辺りの方が作った歌だと思ってました。

かつて利尻で消防長をなさっていた斎藤俊明さん(61)は、
1960年10月に時雨さんが詩碑の除幕式のために里帰りして、
地元の中学校で講演したとき、
「自宅のある新湊から約3キロ離れた沓形(くつがた)まで
母親とソリに乗って買い物に出かけ、
その道中で子ども達がソリ遊びなどをする情景をもとに
『スキー』を作った」
と話したのを覚えているそうです。

一方、時雨さんは、1966年1月に放送されたラジオ番組の中で、
「近所のかじ屋さんに作ってもらったスケート靴がよく滑り、
それが転じてスキーの歌ができた」
と語っていたとか。

いずれにしても、それくらい注目され、有名な歌だってことですね。

ちなみにこの文化庁の事業は
「親子で歌いつごう日本の歌百選」
といって、
公募の中から文化庁が選んだそうです。

って、知らなかった。

政府のこういう事業って、
もっともっと派手にやってもいいんじゃないかって
いつも思うんですけどね。
みんなが知ることができるように。

たまたま新聞の広告を見たとか、
たまたま役所に行ってポスター見たとか、
そういう人にしか知られないってのは、
どうかと思いますよ。

って、私も知ってたら、
ぜひぜひ応募したかった!
(ちなみに私が好きなのは、『雪景色』です。
さ〜ぎ〜り〜き〜ゆる、み〜なとえのぉ〜♪)

参加者にお金払う公聴会より、
どんどん宣伝して興味のある人を集める。
興味のある人たちは勝手に宣伝してくれる。

そういう時代なのに、残念ですよね。



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硫黄島で戦死したバロン西

「硫黄島からの手紙」に登場しているバロン西。

実は、馬術の名手としても知られ、1932年のロサンゼルス五輪の馬術で金メダリスト。

このバロン西を主人公にした小説があります。
城山三郎さんの「昭和の戦争文学第1巻 硫黄島に死す」(角川書店)

角川ヘラルド映画によって映画化されるそうで、
現在、脚本や出演者、ロケ地などが選定中だそうです。
年内にもクランクインし、来年か再来年に公開の予定。
「バロン西を通じて平和を問う作品にしたい」と、
製作会社は意欲を燃やしているみたいです。

バロン西は1902年、東京に生まれました。
39年から1年余り、軍馬補充部十勝支部幹部として、
北海道の本別町(十勝支庁)に勤務しました。
男爵の3男だったので、「バロン西」。

「硫黄島からの手紙」の感動を、新たにしてくれるのではないでしょうか。

なお、バロン西についての記事は、ほたるさんのブログに詳しいので、
ご一読をお勧めします。


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