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農民文学賞受賞 上士幌の荒井登喜子さん

第50回農民文学賞(日本農民文学会主催)に、十勝管内上士幌町で酪農を営む荒井登喜子さんの小説、「ドラマチック」が選ばれました。

道内在住者の受賞は35年ぶりだそうです。

受賞作は、結婚問題に悩む農業男性の苦悩を軽いタッチで描き、高い評価を得ました。

半世紀の歴史を持つ農民文学賞は、自然とかかわる人間の生き方などを描いた作品が対象となっています。
ということは、執筆者が必ずしも農業に携わっている必要もないし、農業に関するテーマの作品である必要もないわけですね。
でも、やはり、農民作家と言われる歴々が受賞しているようです。
道内からの過去の受賞者には、十勝出身の農民作家・故中紙輝一氏、山下惣一氏らがいます。

今回は、全国から、小説や詩、評論合わせて150点の応募があり、直木賞作家の伊藤桂一氏らが選考しました。
荒井さんの作品と、長野県の小林ぎん子さんの小説「心ささくれて」が受賞作品に選ばれました。

「ドラマチック」は、40歳を前に独身でいる農業を営む男性が、カップリングパーティで知り合った女性に農家だと言い出せないまま付き合い苦悩するけれども、相手の女性の明るさに救われるという物語。
過疎地の結婚問題を浮き立たせ、切なさが漂いつつも、ユーモアの混じった前向きな作品。

荒井さん自身も名古屋から農家に嫁いでいて、その体験も生かされたようです。

荒井さんは、現在、朝と夕方に牛の世話をしながら、3つの文芸誌に定期的に小説を発表しています。
文学賞受賞は初めてで、
「周りの農家にも独身の後継者が多いけれど、
思い切って進めば未来は開けるということを書いて
彼らを応援したかったので、受賞できて嬉しい」
と話しています。

農家の後継者問題は、日本の農業の将来の鍵を握る
大事な問題だと思います。

誇りをもって仕事に汗流す男性は、
いつか必ず素敵な女性の心を射止めるはず。

明日の日本の農業を担う人々が諦めずに
未来を切り開いていってくれることを、改めて願います。



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[ 2007/03/06 08:00 ] がんばる北海道人 | TB(1) | CM(2)

神田山陽さん 故郷を拠点に

講談師の神田山陽さん、
北海道出身とは知っていましたが、
留辺蕊町の生まれで、旧女満別町の育ち
とは知りませんでした!

旧女満別町は、旧美幌町と合併して、
大空町となりました。

その大空町に住民票を移し、
奥さんと二人のお子さんを東京に残して、
3月には転居もして、
新しい生活を始められるんだそうです。

この1月14日で41歳というから、
私と同じ世代なんですねえ!
2度ビックリです。

何を隠そう、
子どもと一緒にNHKの教育番組を見るようになるまでは、
この方のこと、あんまり存じ上げてませんでした。
「見たことあるなあ」っていう程度で。

その番組「にほんごであそぼ」の中に、
彼のコーナーがあるのですが、
このところずっとイタリア編といって、
イタリアロケが続いていたので、
不思議に思っていたのですが、
おととし2005年9月から1年間、
文化庁の文化交流史としてイタリアに行ってらしたんですね。
そこで、プロの語り部ナラットーレに出会い、
誰もが故郷への誇りを活動の原点に据えていることに
感銘を受けたのだそうです。

中でも、あるナラットーレが強調していた
チッタスローの考えに、山陽さんは触発されました。
チッタスローとは、
「チッタはまち、スローはゆっくり。
田舎でのんびり生きるという意味ではなくて、
自分の故郷に自信を持って生きること。
言い換えれば、自分に自信を持つこと」

なるほど。

山陽さんは、長年探してきた自分の講談の「芯」を見つけたのです。

これからは、
「ふるさとをテーマに、講談に情熱を傾けていきたい」と、
6月から、大空町を皮切りに、全国100箇所で
独演会を開くそうです。

「地に足のついた講談をするために、
着地点をふるさとに求めた」
という山陽さん。

多くの人がそんなふうに考えて行動すれば、
地方がもっと活性化して、
みんなが生き生きと自分らしく暮らせるようになるかもしれませんね。

神田山陽さん、「チッタスロー」を広めてください!


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[ 2007/02/05 10:00 ] がんばる北海道人 | TB(0) | CM(0)
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